ファイルサーバーシステム(2)

ファイルサーバーシステムのご提案

ファイルサーバーによるデータの保護

データを『守る』ために

server03大切なデータを管理するうえで、データのコピーは欠かせません。しかし、日々更新されるデータすべてを毎回コピーしていく事は到底不可能です。その点、サーバーは更新されていくデータを複数のハードディスクを使って自動的にコピーし、一部のハードディスクが故障しても、残っているハードディスクで復旧できるシステムを持っています。これを「RAID(レイド)」といいます。RAIDには様々な方法があり、データ全体を複製するミラーリングや、データを分散して管理するストライピングなどが代表的です。RAIDは0~6などのレベルが存在しますが、数字が大きいと良いというものでもありません。扱うデータの質やサーバー自体のスペックによってレベルを変え、データを守っていきます。

RAID1のイメージ図はこちらです

またサーバーは本体からのデータバックアップにも優れています。バックアップはスケジュール管理により定期的に自動に行うことが出来、週中は差分(変化のあったデータ)のみ、週末はすべてのデータを外付けハードディスクやDAT(テープ)に取るといった設定もできます。さらに、最近はサーバーのバックアップデータをインターネット上に保管するオンラインストレージというものもあり、災害時などで事務所が倒壊してもデータを復旧することができるのです。
扱うデータが重要であればあるほど、データ管理のプロであるサーバーの導入は不可欠と言えそうですね。

セキュリティ・そして導入へ

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複数台のパソコンをネットワーク化し、サーバーによるファイル管理をし始めると、あらゆる種類のデータがサーバーに存在するようになります。その中には決まったPCからのみ閲覧したいデータもあります。そういったデータこそきちんと管理したい!そんな時もサーバーのシステムは役に立ちます。サーバーはフォルダにアクセス権を持たせる事が出来るので、大切なデータを保管するにも向いています。
また社外からのウィルスの脅威にも有効な点があります。ウィルスアップデートをサーバーで行い、つながっているクライアントに最新のウィルス定義の更新を一括で行ない、常に社内のセキュリティーレベルを保つ事が出来るのです。
今や個人・組織を問わず企業のコンプライアンスを高めるため、社内のデータの管理はより高度なものを求められています。社内・社外における「機密性」と「可用性」を検討するとサーバーによるデータ管理システムは非常に有効です。
仮に社内にPCが3台あるならば、サーバー導入はメリットがあるシステムであると言えます。極論PCが1台であっても、それに見合ったサーバーも今は存在します。それほど現在は「情報管理意識」が高まっている状況にあるという事がわかります。
プライベートでの利用とは異なり、社内で大切なお客様のデータを扱い管理する。その為の新たな準備をご検討してみては如何ですか?

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