「建設通信」Vol.56より~その2~

3Dデータの活用~「i-Construction」始まる~

昨年末に国交省は「i-Construction」と名付けた、情報化を前提とした新基準を来年度より導入すると発表しました。この基準を導入することで、プロセス全体(測量・設計、施工、管理)の最適化を図り、現場全体の生産性を向上させる狙いがあります。そしてこの基準のポイントとなるのが「3Dデータの活用」です。3Dレーザースキャナー、ドローン、MMS等で計測した膨大な3D点群データをいかに快適に処理し活用できるかが課題となります。福井コンピュータでは既に、快適に処理するための商品※が開発されています。これからの現場は“i-Construction”の導入によって少人数での高い生産性を可能にしていくものと思われます。「労働力不足時代へ」と言われる今、“i-Construction”はこうした問題を改善するキーワードになっていくでしょう。