「建設通信」Vol.55より~その1~

スマートフォンのGPS機能~利便性とその危険~


写真撮影は画像の確認がすぐでき、画質もきれいなスマートフォンで、という方は少なくありません。しかしこうした機器で撮影された画像データにはGPSデータ(位置情報)(対応機器のみ)が含まれていることをご存知ですか?通常その画像ファイルには「Exif」と呼ばれるメタデータが一緒に保存されています。その中に撮影された場所の緯度、経度といった位置情報が含まれています。最近では食事や観光写真などをSNS上に載せている方も多いですが、位置情報から自分の所在など個人情報を他人に知られる危険があります。とはいえ位置情報が記録されていることにはメリットもあります。例えば撮影された場所を知りたい場合は位置情報は便利ですし、ブルートレンドでは「位置情報付き写真の読込み」コマンドから撮影した画像データの場所を座標化でき、座標と画像の関連作業の手間を少なく出来ます。
スマートフォンのGPS機能をオフにすることで画像に位置情報を記録しないよう設定出来るので、
位置情報を記録したくない場合にはスマートフォンの設定をご確認ください!